薬事法上の白髪染めの扱い

白髪染めは医薬部外品か化粧品に分類される

白髪は病気ではありませんが、健康な髪の状態ではありません。

 

 

白髪を黒髪にすることはできませんが、部分的に白髪になっている場合は、
白髪の原因になっていることを改善して育毛剤で黒髪を生やすことができれば、
白髪を少なくすることはできるでしょう。

 

 

白髪染めは、髪を健康な状態に治すのではなく、髪の外側または内側を染料
で着色するのですから、医薬品ではありません。

 

 

白髪染めの製品を薬事法で分類すると次の表のようになります。

 

 

 

 

頭皮や皮膚に良くないジアミンなどの化学染料や脱色剤の過酸化水素
水が含まれている2剤式ヘアカラーが医薬部外品に分類されているのは、
不思議に思われることでしょう。

 

 

薬事法上で医薬品・医薬部外品。化粧品に分類する基準としては、
化学物質が配合されえいる割合と副作用の有無に関係します。

 

 

つまり、医薬品>医薬部外品>化粧品の順に医学的な治療効果は大きい
ですが、化学物質が使用され副作用も生じやすくなるということです。

 

 

2剤式の白髪染めは、髪のメラニン色素を脱色して、髪の内部まで染料を吸収
させるので、生え際以外では2〜3ヶ月色持ちすることがあることから、永久染色剤
の扱いになっています。

 

 

しかし、2剤式ヘアカラーでは、有効成分である酸化染毛剤がアレルギー・かぶれ
などを起こすことがあるため、必ずパッチテストが義務付けられています。

 

 

広告などで、2剤式ヘアカラーが「薬用白髪染め」と表記されることがあるのでは、
薬事法で医薬部外品になっているからです。

 

 

薬用といっても髪や頭皮に良いのではなく、逆に髪を痛めて抜け毛の原因になったり
頭皮にアレルギー反応を起こしたりするので、広告などの表記をうっかり信じてはいけ
ないのです。

 

 

薬事法によると、化粧品は次のように定義されています。

 

 

人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは
毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する
方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和
なものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに、第一項(医薬品の定義)
第二号又は第三号に規定する用途に使用されることもあわせて目的とされて
いる物及び医薬部外品を除く。

 

 

ポイントは人体に対する作用が緩和であること、つまり、副作用の心配がない
ことです。

 

 

白髪染めトリートメントは、薬事法上では半永久染毛料になり、薬用ではなく
化粧品の扱いになります。

 

 

確実に染まるわけではありませんが髪と頭皮のことを考えたら、医薬部外品の
2剤式ヘアカラーを使うよりも化粧品のヘアカラートリートメントを選ぶべきです。


 
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